妊娠・子育て中リモートワーク・時差出勤をスムーズに行うためのTIPS

新型コロナウイルスの影響で、企業でリモートワークや時差出勤が推奨されている
というニュースを目にするようになりましたね。


リモートワーク・時差出勤といえば、妊娠中や育児中にうまく活用したいところ。

私の会社でも、私が妊娠したころ(19年)からリモートワークが本格的に活用されはじめ、つわりや妊娠後期のしんどい時に、フレックスと組み合わせて、時差通勤をしたり在宅をしたり…

かなり活用して、メーカーの商品開発の仕事と、妊婦ライフをなんとか乗り切ることができました。

 

とはいえ、まだリモートを活用した柔軟な働き方が浸透しきっていなかった頃でもあったので、周りの人に理解をしていただけるように
自分なりに色々工夫をしました。

 

そんな私のリモートワーク・時差出勤を、スムーズに行うための工夫をまとめます。

 

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・まずはスケジュールだて!時差出勤・在宅(リモート)するための時間を組み立てる

 

何よりも肝心なのは自分のスケジュールをたてることでした。
向こう2週間程度のスケジュールをTO DO&作業場所レベルまで落とし込んでたてることで、在宅の時間をつくりだしました。

スケジュールの立て方

①すでに決まっているイベントや会議体を洗い出し、日時を確認。(わかっているだけ全部もれなく)


②①の会議に向けて、必要となる打ち合わせを設定し、関与者を招集する。

例えば部長会議が29日に開催されるとなった場合。
その前に課長とのミーティングを25日・27日に設定
課長に確認する前段階のチームメンバーのミーティングを

22日(25日に向けて)

26日(25日のなおしを受けての再ミーティング)
28日(27日で決めるはずだけど、もし修正があった場合の予備でバラす前提)

と決めて招集します。

 

③①・②の打ち合わせや会議に向けての、自分のやるべきTO DOリストと、それにかかる時間・場所を洗い出す。

例えば、22日のチームミーティングに向けての企画だしのために
20日に情報収集/2時間(会社に行く必要有)
21日に資料化/1.5時間(会社に行く必要なし)

 

④③のスケジュールを自分のスケジュールのバランスを見て組み立てる。
この時に、会社に行く必要のない予定を、在宅したい日時に入れていきます。

 

スケジュールの共有


続いて、自分でたてたスケジュールをほかの人にわかる形で共有します。
私の会社では、自分のスケジュールは社内の人全員に共有できるシステムであったため、自分のスケジュール表に、予定の内容・場所・スケジュールの柔軟性がわかるように埋めていきました。

自分のスケジュールをまるわかりにして共有することで、社内の人が私のスケジュールを抑えやすくするためです。

在宅をしたいとなると、気遣いの心が生まれます。希望度や予定の柔軟性がわかると忖度せずスケジュールが組みやすくなります。

 

例えば 先ほどの28日のチームミーティングは

28日AMチームミ@△オフィス(27日次第でバラ)


自分一人の予定で前後できるものであれば

20日AM情報収集@△オフィス(PMに移動可能)

と記載して、この時間の私の時間を使いたい人がいたらわかるように。


逆に自分一人の予定でもここで確実に時間を空けておきたければ

21日資料作成@在宅希望(block)

などと移動できない予定であることを明確にします。


在宅したいところは希望度も書きました。

資料作成@在宅希望:変更可

希望強めのところは

資料作成@在宅希望

※念のため希望にしておく・・笑 と記載しました。

 

こうすることで、私の予定が社内の人にまるわかりになるので


ららは、この日絶対に出社する日だから在宅希望ってなっているけど、出社してもらおう!
とか、

このタイミングは在宅させてあげよう・・


など、他の人が私の予定を埋めやすいようになります。

 

プチ情報

定時以降もミーティングが入るような環境だったため、定時以降は毎日 帰宅 と予定を入れておき、私の状況(妊娠していること)を知らない人にも、この人は定時後時間に余裕がない人なんだな、と思ってもらえるようにすると定時後のミーティングが少し減りました。
(わが社の時短勤務の人はよくこの方法を使っています。)

スケジュールだての副産物


スケジュールをTODOレベルまで落とし込めると、やるべきことを優先順位を明確に網羅できるので結果的に仕事の効率もよくなりました。

 

  • この仕事はこの時間内でまずは終わらせよう。(精度は別として締め切りを優先!とか)
  • 次にこの仕事があるから、まずはこの作業を先に終わらせよう
  • 時間内に終わらなかったけど、来週までにやればとりあえずOK。次に進もう。

 

元々残業が多かったので、妊娠中は体調重視でとにかく仕事の時間を短くしたかったのと、子育てしながら仕事することを考えたときに効率を高めたかったので、いい機会でした。

 

在宅(リモート)中はツールを使い分ける


実際に在宅中は、連絡の重要度やスピードに合わせてツールを使い分けました。

情報がごちゃごちゃにならずに、まるでオフィスにいる感覚で連絡が取り合えます。 

 

オフィスで隣の人にちょっと質問したい・・感覚の時
チャットか、社給携帯のショートメッセージ

 

全員での共有事項があることは
メール

 

少し説明や相談内容が複雑だったり、急を要する場合は
電話

 

資料確認
スカイプでのPC画面共有を活用

  

在宅・時差出勤ができた時間


私は最終的に
何もない時(週2-3)は8時半-10時在宅 11時出社。2週に1日はリモートで完全在宅で仕事をして、妊娠中しんどい仕事を乗り切れました。
とくに妊娠後期は本当に身体がしんどくて、週5日会社に行くのはつらかったので、妊婦健診のお休みとあわせると週4出社にできたのは
負担を減らせてよかったです。

 

さいごに


妊娠中や子育て中って、周りの人に配慮をしてもらっているので、なかなか自分の希望を伝えるのって勇気がいりますよね。
自分の体調や家族のために、リモートワークを活用してみよう~と思えるきっかけになるとうれしいです。

また、私の会社ではまだリモートは子育て中とか妊娠中の人のほうが活用していて、若者や独身の人には浸透していない印象なので
どんな立場の人でもみんなが活用できるようになっていくといいなと思います。

 

 

www.raramam.info