いつまで続く?会陰切開の痛み・ひきつれ。溶ける糸の場合、経過1年追った話

2019年に娘を鉗子分娩で出産してからの、会陰切開の痛みと傷の回復の経過の1年を振り返りまとめます。

完全復活までの記録です・・・!

 

会陰切開の痛みの経過を1年間追ったまとめ

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出産の不安の1つに、会陰切開があると思います。

私は初めての出産で会陰切開をしたものの、痛みがなかなか取れず約1年不安な産後を過ごしました。

 

1年以上たった今は、全く産前とかわらない状態で、何の不安もなく過ごせています。

 

鉗子分娩で出産、会陰縫合は溶ける糸で

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初めての出産は、無痛分娩からの鉗子分娩だったため、必然的にしっかり目に、会陰切開をすることになりました。

 

大きなトラブルなく娘は産まれ、私の裂傷の具合も特に指摘されることはありませんでした。

溶ける糸で縫合されて、抜糸は行われませんでした。

 

傷は綺麗なのに、会陰切開の痛みが続く…不安な産後

麻酔の痛みが取れると、会陰は痛みだしました。

 

出産翌日の回診では、「傷跡は綺麗で問題ない」と言われ安堵したものの、痛みが苦しく、円座クッションがなければ座れませんでした。

 

退院時の検査にも、傷跡は綺麗で良好!と先生(前回とは別の先生)からお墨付きをいただいたものの、痛み止めを飲んでも続く痛みが苦しかったです。

 

この円座クッションには命を救われた笑と言っていいほどお世話になりました。

 

産後1カ月たっても、ひきつれる痛みは続いた

会陰切開の痛みはだいたい1カ月でおさまる・・・と聞いていましたが、私の場合、軽くはなったもののまだ円座クッションは手放せませんでした。

 

1カ月健診の検査でも、傷の治りは良好、溶ける糸も残っておらず問題ない・・

と言われたものの、器具を使った検査の際に痛みが強く「痛い!」と叫んでしまいました。

 

その際、先生から「そんなに痛むのは異常ですね・・・」と冷たく言い放たれ、とてもつらかったです。

 

同じ女性なのにどうしてこんな冷たい言い方できるのだろう‥とショックでした。

 

産後2カ月、普段の痛みはおさまったけど残る問題

産後2カ月たつころには普通に過ごす分には、全く痛みはなくなったものの、まだ引っ張られる感じは気になりました。

 

そして、問題はあの時おこります。

 

夫婦生活を再開しよう・・・と思ったものの、あまりの痛みに全くできませんでした。

 

産後4か月ごろ、もう大丈夫かもしれない・・・と思い、またチャレンジしてみたものの、やっぱり痛くてできませんでした。

 

会陰の痛みはいつまで続くのか・・・調べても調べても「だいたい1カ月です」というマニュアルみたいな答えか会陰裂傷が酷く手術を繰り返して「2年ほどかかった…」という深刻なお話が多く

 

傷は綺麗なのに痛いって…原因がわからないの不安は大きくなるばかりでした。 

 

産後6か月、会陰の痛みひきつれ対策・回復の糸口が!

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産後半年がたっても、やはりひきつれる痛みが残っているような気がして夫婦生活からは遠のいてしまっていました。

 

世の中にはもう2人目を授かっている人もいるというのに・・・焦りと不安でいっぱいでした。

 

もう一生痛くて無理なのかもしれない・・

先生が言ったとおり、私は異常なのかもしれない・・・

 

焦る中、いろいろ調べてたどり着いたのがリューブゼリー

 

使ってみたところ、無理なくできたことで「大丈夫かも!」という自信がわいて、会陰の痛みや不安が好転しはじめます。

 

 

産後1年、検診で会陰の痛みの不安が完全払拭

産後1年、健康診断で子宮がん検診をうけることになりました。

思い出すのは1カ月健診の嫌な記憶。

 

器具をつかったら、あの最悪な痛みがあるのではないか・・・

嫌な先生にあたってしまい心ないことを言われたら・・・

 

とにかく不安で不安で仕方なかったです。

 

いざ、検診当日、緊張でいっぱいになりながら検査をうけました。

 

器具や触診・・・でも全く痛くない!!!

 

先生に会陰切開の傷跡は問題ないか確認をしてもらうと、綺麗になおっていて問題ないというお墨付きも改めていただけました。

 

なんか私もう大丈夫じゃん?!

 

この日をきっかけに、私の会陰への不安は一気にすっきりしたのでした。

 

 

会陰の痛み、ひきつれ感は精神的なものも関係?

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会陰の痛みへの不安は半年~1年かけて払拭することができましたが、途中不安で不安で、会陰の裂傷度合いについての論文や、重度の会陰裂傷の方の治療レポなどを読んで不安を深めてしまっていました。

 

傷がきれいっていうのは何かの見落としで、問題が起きているのかもしれない・・

溶ける糸のせい?抜糸してもらえばよかった?

とか

このひきつれ感は一生障害のように残るのかもしれない・・・

こんな痛みじゃ2人目は無理かもしれない・・・

 

と・・・とにかくネガティブなことばかりが頭に浮かび、夫婦生活=絶対痛いはず!と恐怖でしかありませんでした。

 

ところが、痛くない経験を少しずつ重ねたことで「本当に全然痛くない」状態まで戻すことができました。

パニック障害もそうですが、人間の気持ちって本当に身体に直結しているなと思います。

痛かったら抜糸の選択肢も!

あまりにも痛みが気になったら、溶ける糸も抜糸の選択肢があります!

私の会社の同僚は、抜糸をしてすぐに楽になったとか!

私は勇気がなくてやらなかったのですが、一瞬の痛みで楽になるとのことなので次があったら検討したいなと思います。

まとめ

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会陰の痛みが回復するまでの道のりをまとめました。

会陰の痛みや恐怖を払拭するためには「大丈夫」と思える経験を重ねて自信をつけることが大切だなーと思いました。

今では悩んでいた時がウソのように、何も問題なく過ごせています。