育児休業前は確定拠出型年金は最低限に抑えるべし!

育児休業給付金を1円でも多くもらいたい!笑

と思ったときにあれこれ調べて、意外と金額を左右するポイントだったのが「確定拠出年金」

 

普段はお財布に優しい制度ですが、育児休業給付金に関わると「育休手当が減ってしまう?!」というデメリットがありました。

 

  

確定拠出年金の種類と育児休業給付金の関係

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確定拠出年金は個人型と企業型の2種類があります。

さらに企業型にもパターンがあって

従業員が自動的に加入する場合と、加入するかどうか選択できる場合があります。

 

 ざっくりまとめると確定拠出年金は3種にわかれます

  • ①個人型確定拠出年金(イデコ)
  • ②企業型確定拠出年金ー自動加入
  • ②企業型確定拠出年金ー選択式

 

ここで、育児休業給付金に関わってくるのは③の企業型確定拠出年金ー選択式です。

 

企業型確定拠出年金(選択式)は育児休業給付金が減る

企業型確定拠出年金の選択式は、企業年金を

今給与としてもらうかor積み立てて65歳以降に貰うか

を選べる制度です。

 

つまり、積み立てて65歳以降に貰う場合は「今の給料扱いにはならない」ので給料が減る=育児休業給付金の算定にならないということです。

 

育休手当を増やすには確定拠出年金額を減らすべし

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つまり、育児休業給付金を増やしたければ給与を増やす=「将来の年金に回す分」を減らし、今もらう額を増やすことが大切です。

 

この確定拠出年金ですが、一度加入するとやめることは難しく、また給与が払われている期間に拠出をやめることも難しい制度です。

 

選択式の企業型確定拠出年金に加入している場合は、妊娠に気づいたら「拠出額を減らせるか」確認してみてください!(とはいえ減らせない場合も多いかも・・・)

 

そんな私は、元々企業型には入っておらず「年金の前払い」を選択していたのでこの対策は必要せずなのでした・・笑

 

まだ確定拠出年金に入っていない・・・という人は、転職だったり、子供を産むタイミングや人数によっては、企業型の選択式には加入しない・・というのも1つの選択肢だと思います!

 

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