ただでさえ、最初は痛くて難しい授乳・・・。
特に扁平乳頭や陥没乳頭だと、そもそも赤ちゃんがおっぱいを咥えられず、授乳を諦めたくなる人も多いのではないでしょうか。
私も扁平乳頭のため、上手く授乳ができませんでしたが、4カ月ほどで完全に直母での授乳ができるまでになりました。
扁平乳頭が治るまでの道のりをまとめます。
扁平乳頭で産前からの乳頭マッサージをするも効果は0
乳頭の長さが足りず、授乳が上手くできない原因になる扁平乳頭。
私もまさに!だったので、産前W36頃の助産師外来で乳頭マッサージの指導を受けました。
乳輪と乳頭をつまんで、結構な力でマッサージする方法をならいましたが、痛みが強く自分ではなかなか本気で行うことができませんでした・・・。
時間だけはすぎ、「これ授乳大丈夫・・・?」と不安を抱えつつ、まあなんとかなるか!と出産までのんびり構えていました。
扁平乳頭の授乳「保護器」は神でマスト!
実際に出産をしてみると、案の定子供は私の扁平乳頭のおっぱいを咥えられず、授乳が上手くできませんでした。
助産師さんから、初めての授乳指導で「乳頭保護器」をすすめられ、授乳で乳頭保護器を使うことになりました。
▼私の相棒は病院ですすめられたメデラの保護器
扁平乳頭を改善するにはとにかく乳頭保護器を使うことが第一歩でした!
直母を目指せ!扁平乳頭をなおす方法
直母で授乳ができるようになるために、とにかく保護器で子供に地道に授乳をしました。
乳頭保護器をつけると、扁平乳頭で足りない乳首の変わりになるため、赤ちゃんがおっぱいを咥えることができ、スムーズに授乳ができました。
また、赤ちゃんが吸ってくれることで、だんだんと乳首が伸びるので保護器は扁平乳頭がなおることにも役立ちました!
助産師さんからは、授乳以外の時にも保護器をつけることで、乳首ののびがよくなると教わったため、授乳時以外もマメにメデラを着けて過ごしました。
扁平乳頭の場合の授乳時の抱き方
扁平乳頭のための保護器のつけ方が関わっているのか、なぜか横だっこや縦だっこが上手くいかないことがありました。
そんなときのために、助産師さんからはフットボール抱きをすすめられました。
1つの抱き方だけでなく、あらゆる角度から赤ちゃんに吸ってもらうことで、なんとなく、扁平乳頭をのばすのには効果があったような気がします。(エビデンスがないので完全に感想ですが・・!)
授乳から4カ月で完全直母に!扁平でも諦めないコツ・グッズ
こうして保護器を使って地道に毎日何度も授乳するうちに、4カ月ほどで完全に直母で授乳ができるようになりました!
時間はかかりましたが、保護器を外せるぞ~!喜びに舞い上がりました。
しかし、いざ外しはじめるとトラブルが・・・直母に移行する際は、乳首が切れて痛みが出ることが何度かありました。
痛みが出たり出そうになる時には、乳頭保護クリームを塗ってケアをしました
▼こちらもメデラのクリームを使いました
乾燥してるな~と思ったとき、実際に乳首に痛みがあるときにも、こまめにぬって痛みをしのぎました・・!
▼母乳詰まりには葛根湯
保護器を使っていると母乳詰まりしやすかったので葛根湯を飲んですっきり乗り切りました。
まとめ
扁平乳頭から完全直母になるまで、あきらめずに続けたことをまとめました。
私の場合は、とにかく「乳頭保護器」様様でした!
時間と手間はかかりましたが、無事に直母で授乳することができ、その後の授乳ライフはわずらわしさから解放されました。
扁平乳頭や陥没乳頭でも授乳を続けたいな・・・と思う人は
乳頭保護器+葛根湯+乳首用クリーム
の3種の神器・・・便利なグッズの力を借りながら、ぜひ取り組んでみてください。