母になったばかりの時に、1~2カ月ほどお世話になった母乳外来。
母乳外来の内容や通院頻度・費用など、私が通った実体験をレポします。
- 母乳外来に行くきっかけ
- 母乳外来とは?できること。
- 母乳外来に行ってよかったこと
- 母乳外来の通院頻度!乳房マッサージの回数
- 母乳外来にかかった費用
- 母乳外来に行くタイミング、いつまで行くべき?
- まとめ
母乳外来に行くきっかけ
助産師さんに母乳外来への通院を勧められたことが、通うきっかけです。
いざ娘が生まれたら想定外に母乳がほとんど出ず、乳頭保護器必須のため、刺激不足で母乳は出ないし詰まるしで
産後3日目には
「胸に、子泣きじじいいるんか?」
ってくらい胸がかっちかちになってしまいました。
そんなこんなで母乳をあげながら退院して1週間後の生後2週間健診・・・
助産師さんから、出産した病院でやっている母乳外来に定期的に行くことをすすめられました。
母乳外来とは?できること。
母乳外来では、助産師さんに母乳育児の進め方の指導や悩み相談ができたり、ママの乳房・乳首の状態をチェックしてトラブルを防ぐことができます。
実際に私が母乳外来で行ったことをまとめます。
→授乳の姿勢・乳頭保護器使用のアドバイス・必要に応じたミルクの足し方などの指導をしてもらえます。
・哺乳量測定
→1回にどのくらい赤ちゃんがミルクを飲めているか(母乳が出ているか)を確認できます。
・赤ちゃんの体重測定
→赤ちゃんがどのくらい体重が増えたか確認できます。
・乳房マッサージ
→母乳の出をよくしたり、乳腺炎の原因になるおっぱいのしこりをとるためのマッサージが受けられます。
・漢方処方
→おっぱいのしこりを取るために漢方処方をしてもらいました。
・育児相談
→助産師さんに母乳に関わることはもちろん、赤ちゃんの成長や生活習慣、体調の変化で不安なことなどを相談できました。
実際にすすめられるまで、母乳外来がどんなものなのかほとんどわかっていませんでしたが、行ってみると、出産後すぐの育児不安を解消できる、本当に神のような場所でした!!
母乳外来に行ってよかったこと
母乳外来は赤ちゃんにもママにもメリットが沢山ありました!
①母乳が出るようになった
母乳外来に通ったおかげで母乳が出るようになり、3カ月ごろからほぼ母乳よりの混合で育てられるようになりました。
退院時は10mlしか出なかった母乳が、1カ月で60mlくらい出るようになった
授乳の仕方の指導や、乳房マッサージ、葛根湯を処方してもらったりして、だんだん母乳が出るようになりました。
今では、授乳中に飲ませていない方から母乳が溢れるくらいまで出るようになっています。
▼母乳外来ですすめられたもの▼
母乳の出がよくなる食べ物として、母乳外来でゴボウシをすすめられました。
▼授乳前の水分補給▼
母乳外来では授乳前に必ず1杯水分をとることを指導されました。
母乳サポートのハーブティーは、ぴったりです。
②乳腺炎が防げた
私はしこりがガッツリできてしまって、乳腺炎になりかけていました
母乳外来に通って2週間ほどでしこりがすっきりなくなり、乳腺炎にならずにすみました。
特に葛根湯の処方は飲んで1週間ですっかり胸のしこりがなくなり
なんだこれ?!ってくらい効果てき面でした。
毎回しこりの状況をカルテで管理して変化を見逃さないでいてくれるのでとても心強かったです。
▼乳腺炎にオススメの市販葛根湯▼
- 母乳外来で処方された医療用漢方と内容が似ている
- ちょうど1週間分
- コスパがいい
③適切なミルクの量・回数をアドバイスしてもらえた
母乳外来に通うと、適切なミルクの量・回数の指導をしてもらえます。
混合育児をしていると
「ミルクをあげてすぎていないか、逆に少なすぎないか・・・」
「ミルク多いとおっぱい嫌いにならないかな?」
ミルクと母乳のバランスで悩むかと思いますが
赤ちゃんの成長にあわせた適切な量・回数がわかるので、悩みが減り、安心して混合育児をすすめられました。
④育児の不安・赤ちゃんの成長の心配が減った
母乳外来では身体測定や育児相談もできるので、育児の心配がすぐに解決できました。
- 赤ちゃんの体重を正確にはかってもらえる
- 助産師さんに赤ちゃんを見てもらえる。
- 育児の相談にのってもらえる
母乳外来に週1~2日通うと、プロの目で赤ちゃんを見てアドバイスがもらえて安心です。
ほかにも
生後1カ月で夜4時間続けて寝ちゃうけど大丈夫か・・・とか
病院の先生に診てもらうようなことでもなさそうだけど不安・・・
ということも相談でき、自分の育児や赤ちゃんの発育の不安が和らぎました。
母乳外来の通院頻度!乳房マッサージの回数
母乳外来の通院回数や頻度をまとめました。
私は1週間に1・2度のペースで計6回(里帰り先)+1回(家近く)通いました。
母乳外来にかかった費用
母乳外来にかかる費用をまとめると
- 授乳指導のみ:1800円
- 乳房マッサージ:3500円
私が通った病院は里帰り先の田舎なので、住んでいる東京よりもだいぶ安くすんだと思います。
母乳外来に行くタイミング、いつまで行くべき?
母乳外来にかかるタイミングは、子供の発育や母乳・ミルクについて不安なことがあったらすぐ!
私は退院1週間後に通い始めたので、新生児期の産後モードの中でかなり精神的に支えてもらいました。
そして、しこりなどのトラブルが解決したり授乳の不安がなくなるまでが通院目安です!
まとめ
母乳外来の通院頻度や費用内容など、体験レポをまとめました。
母乳外来は、母になりたての不安を解消してくれるとても素晴らしい場所でした!
産後外出するのはしんどいと思いますが、不安に思うことがあったら周りにサポートしてもらってぜひ行ってみてください!
▼母乳外来の助産師おすすめ授乳クッション▼
授乳は姿勢が命!
と母乳外来で言われ、授乳クッションの大切さを知りました。
母乳外来に通う中で、私が出会った最強の授乳クッションは Amorosa mamma(アモローサマンマ) の授乳クッション
初めて産院で使ったとき、「なんかすごく授乳しやすいぞ?」と思い、思わずメーカー名を聞いて教えてもらいました。
助産師さんも「これが一番オススメ」と言っていた、おすみつきのクッションです。
授乳が上手くいかなくて悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。
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