無痛分娩に反対する夫や義母を説得する2つの情報・ポイント

夫や義母・実母に無痛分娩を反対される・・・

という話をよく聞きます。

 

無痛分娩を理解して説得する方法をまとめてみました。

(本来、説得する必要もないと思いますが・・・)

 

無痛分娩に反対?その理由

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私は2019年に無痛分娩で娘を出産しました。

私が無痛分娩を希望した際は、夫は反対ではないが「どんなものかわからず怖い・・・」という感じでした。

 

夫には無痛分娩について徹底的に調べたことを説明し、無痛分娩前提で全ての段取りを決めました。

 

実母は、無痛分娩いいじゃん!という感じで、義母には分娩方法の報告なんて一切していません。(口をはさんでくるような人でもありませんが)

 

無痛分娩に反対する人の言い分や、実際に私の夫の反応を見てみると

  • 「無痛分娩ってよくわからない」
  • 「死亡事故が多いイメージで怖い」
  • 「出産が痛くないなんておかしい」

など、無痛分娩への知識不足からくるものが大半な気がします。

 

無痛分娩に反対の夫や義母を説得する方法

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無痛分娩に反対する夫や義母を説得するうえで、無痛分娩に対する理解を深めることが大事!ということで、反対する理由別に対応をまとめました。

 

無痛分娩に反対理由①リスクが怖いから

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無痛分娩に反対する理由の1つが「死亡事故や合併症などのリスクが怖いから」だと思います。

 

無痛分娩の死亡リスク

無痛分娩の死亡事故のニュースが一時話題になりましたが、リスクは高いのか調べると

 

ポイント
  • 病院選びをしっかりすれば
    死亡リスクは普通分娩と変わらない(10万人に4~5人)

 

毎年50人近くの人が出産で命を落としており、出産そのものが命がけです。

無痛分娩での死亡率と普通分娩での死亡率に差はないと結論づけられています。

 

病院選びのポイントなどは▼コチラの記事をご覧ください

 

 

合併症のリスク

無痛分娩の合併症

で重篤なものの発生率をまとめました。

 

ポイント
  • 全脊椎麻酔・・・
    麻酔が効きすぎて呼吸困難に陥る確率:0.02~0.04%
  • 局所麻酔薬中毒・・・
    間違った場所に麻酔が入って痙攣などが起きる確率:0.01~0.02%
  • 血腫・・・
    麻痺などにつながる確率:0.0002~0.0005%

 

この確率と痛みを抑えられるメリットを天秤にかけて、無痛分娩を選択するかどうかは、実際に出産する人が決めることですね!

 

 

赤ちゃんへのリスク

無痛分娩は赤ちゃんへの悪影響はないとされています。

 

むしろいい影響があるとも言われています。

 

ポイント
  • 分娩ストレスが軽減されて
    胎児胎盤循環が改善し
    赤ちゃんに対する良い影響が期待できる

 

無痛分娩に反対理由②:愛情がわかないから

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無痛分娩だと子への母性や愛情がわかない。という謎の論も、反対理由にあるようですが・・・

 

ポイント
  • 無痛分娩でも子供への母性や愛情は育まれる

 

当たり前ですが、無痛分娩でも自然分娩でも子供への母性はかわらないという論文が出ています。 

 

一部の人で「陣痛の痛みが愛情を育んだ」という声がある一方で

無痛分娩を実施した人は「痛みが軽減されて余裕ができ、母性が育まれた」という声があります。

 

子供への愛情の育み方は人それぞれってことですね。

 

痛くなければ愛せないなら、夫や義母は全く子供を愛せないことになりますよね!

 

 

 

 

夫や義母は無痛分娩に反対しない方がいい理由

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出産する人本人が無痛分娩を希望している場合、誰も無痛分娩に反対しない方がいいです。

 

ポイント
  • 出産時の満足度が、子供への愛情形成に影響する。

 

無痛分娩を希望している人に無理やり普通分娩を押しつけると、出産体験に満足することはできないでしょう。

 

反対していいことは、何もいいことはありません。 

 

まとめ

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無痛分娩に反対する夫や義母を説得する方法についてまとめました。

 

まず、出産するのは出産する人本人なので、その方法について外野がとやかく言うのは本当にやめてほしいですね。

 

無痛分娩はまれに、楽しているとか言われることもありますが「出産することが楽」なはずがありません。

 

実際、無痛分娩って言いますが本当に無痛ではありませんし・・

(そもそも楽することの何が悪いんだっていうのもありますが)

 

無痛分娩でも帝王切開でもなんでも、お腹の中で一生懸命子供を育てて身体を張って産むことに変わりはありません

 

無痛分娩に反対されている人も、胸をはって無痛分娩を選択しましょう!

 

▼無痛分娩のあれこれがわかる記事一覧▼

 

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